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宮崎県の日向灘に面した断崖のくぼみに御本殿がある珍しい神社。
「鵜戸さん」の愛称で親しまれ、縁結び、夫婦円満、安産祈願などの後利益があります。
ご本殿がある洞窟は、山幸彦と結ばれた海神の娘豊玉姫がお産をするために参られた時の産殿のあとと伝えられています。
この時ご誕生になった御子が鵜戸神宮の御祭神「彦波瀲武鸕鷀草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)」。
日本で最初の天皇と伝えられる神武天皇の御父君です。
「鸕(鵜)草葺不合命」の「鸕(鵜)」が「卯」に転じ、さらに「兎」と転じたことでうさぎが神使になりました。
創建も二千年以上前と歴史があり、パワースポットとしても知られています。
運試しができる「運玉」投げのほか、種類豊富な御朱印帳も人気です。
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鵜戸神宮の御朱印受付や場所
御朱印は、ご本殿がある洞窟の中の授与所で頂けます。
荘厳な雰囲気がある濃い朱色のご本殿のすぐそばにありますので、すぐに見つけられます。
御朱印の受付時間は、いろいろ調べてみましたが、分かりませんでした。
参考までに、開閉門時間を掲載します。
4月~9月:6:00~19:00
10月~3月:7:00~18:00
※状況により変更あり。
鵜戸神宮の御朱印
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鵜戸神宮の御朱印帳デザインやサイズ・価格
鵜戸神宮のオリジナル御朱印帳は全部で4種類あります。
- 参道と日向灘の波(ピンク系)
- 参道と日向灘の波(青系)
- 菊紋と兎
- 運玉と兎
【サイズ】16cm×11cm
【価格】1,000円
【参道と日向灘の波(ピンク系)】
今日から日本三大下り宮 鵜戸神宮の御朱印帳を使います(^o^)/ pic.twitter.com/0mUPDeg42j
— ハニーちゃん (@honey_goes) May 5, 2015
【菊紋と兎】
鵜戸神宮 御朱印帳 pic.twitter.com/bOfD1EqHAH
— でらしねはうす (@derashinehausu) February 13, 2017
鵜戸神宮さん~O(≧∇≦)O
御朱印帳、かわいい~(*≧∀≦*)❤
しばらく、御朱印帳に悩まない(笑) pic.twitter.com/wUCT8nvFJL— 菅野 佳央理 (@KaoriKanno) September 25, 2017
右上:菊紋と兎
右下:参道と日向灘の波(青系)
左下:運玉と兎

どれも鵜戸神宮の見どころをモチーフにしていて素敵です。
参拝の記念に4冊とも揃えたくなりますね。
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鵜戸神宮の「運玉」について
鵜戸神宮は国指定の名勝ということもあり、山と海に囲まれた素晴らしい景色が続きます。
第一駐車場から鳥居をくぐると日向灘を右手に神門、楼門と素晴らしい門が続きます。
続いて千鳥橋、玉橋が現れ、玉橋の先に崖沿いに沿った石段を降りると左手に御神殿、右手の海岸(御神殿から見て前の磯)に「霊石亀石」が見えます。
亀石は断崖の岩場にある亀形の大きな岩で、豊玉姫が竜宮から乗ってこられたという言い伝えです。
亀石の背中にある60センチ四方のくぼみに向かってお賽銭を投げ、見事入ると願いが叶うとされていました。
しかし、このお賽銭をとりに断崖に降りてしまう人がいて大変危険だという事で、素焼きの土の玉を「運玉」とし、お賽銭の代わりに投げるようになったのが「運玉投げ」です。
「運玉」は鵜戸小学校の児童や児童福祉施設の生徒の手作りです。
一つ一つ微妙に形が違うのも、手作りならではの風情がありますね。
十円玉ほどの大きさの玉一つ一つに「運」という文字が彫られています。
5個一組、初穂料100円で売られていますが、5つ全部合わせても手のひらサイズのかわいい玉です。
「運玉」は投げる場所のすぐそばに「運玉授与所」があります。
買ってすぐに投げに行けるので便利ですね。
断崖の半ばにある亀石までは遠く距離があるように見えますが、投げる場所からの高低差がかなりあるので、届かない距離ではありません。
海風の影響も考えるとなかなか難しそうですが
「邪心を捨てたらうまく入った」
「投げるだけでも運が上がった」
という方もいらっしゃるので、ぜひ挑戦してみたいですね。
男性は左手、女性は右手で投げるというルールがありますので、お忘れなく。
「運玉」を投げる場所に掲示されている看板によると、玉がくぼみに入らなくてもくぼみを囲んでいるしめ縄の内側に当たれば願い事が叶えられるとされています。
5回もチャンスがあるのですから、一度くらいは・・と期待が膨らみます。
投げ入れることができた運玉をお守りとして持ち得ることもできますが、投げ入れることができなかった場合も安心してください。
くぼみに入った運玉は集められ、色とりどりのまめ巾着につつまれてお守りとなります。
初穂料300円で、くぼみに入った縁起の良い運玉を持ち帰ることができます。
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まとめ
これまでご紹介した御朱印や運玉のほかにも鵜戸神宮の見どころはたくさんあります。
豊玉姫がこの地を離れる時に、残してゆくわが子のために乳房をはりつけたと伝わる「おちち岩」。
「おちち岩」からしたたる「おちち水」と呼ばれる清水で作った「おちち飴」も母乳の出が良くなると人気があるおみやげ品の一つです。
また、神使であるうさぎをモチーフにした「撫でうさぎ」の像をなでると病気平癒や開運、飛翔などの願いが叶うとされています。
絵馬もうさぎ柄、小銭を供えられた置物のうさぎと、たくさんのうさぎが出迎えてくれます。
古くからの神話を起源とし、何千年も前から祀られていることから霊験あらたかであることが伺えますが、なによりもこの独特な景観とかわいらしく個性的な雰囲気が魅力的ですね。
鵜戸神宮の敷地はとても広く、お参りする場所は第一駐車場の先にまとまっていますので、壮大な景色を楽しみながら一度に回りきることができます。
また、広い敷地内にカフェやおみやげ屋さんが揃っています。
休憩をはさんでゆっくり過せるところも、多くの人に人気がある理由の一つでしょう。
市内からのバスが停車する観光駐車場の横からの八丁参道は「上り438段、下り377段」の合計815段ある石段からなる参道で、全長約800メートル(八丁)あることからこの名が付きました。
体力に自信がある方は、この参道を通ってご利益アップを狙っても良いかもしれませんね。
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