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世界遺産としても「安芸の宮島」としても有名な厳島(いつくしま)神社は、広島県廿日市市(はつかいちし)に鎮座しています。
厳島神社は推古天皇元年(593年)に創建されましたが、今日のような水上社殿となったのは平清盛が太政大臣となった仁安3年(1168年)頃です。
宮島そのものが御神体とされているため、御神体を傷つけることがないよう潮の満ち引きが有る場所に造られたということです。
朱塗りの雅な社殿が水面に映えるさまは非常に美しく別世界のようですね。
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目次
厳島神社の御朱印受付場所と受付時間
ご朱印の授与所は社殿の中央あたり、拝殿の前・お守りの授与所の隣です。
参拝順序では本殿の奥になり、参拝後に御朱印の受付をお願いすることになりますね。
授与所の受付時間は午前6時半から午後6時となっていますが、御朱印がいただけるのは8時頃から。
1月6日から2月末日、10月15日から11月末日までは閉門時刻も午後5時半と早くなっています。
大変広く、また景色のすばらしさに時を忘れてしまいそうになる神社ですので、受付時間に注意をしてまわりたいですね。
なお、厳島神社の拝観施設には昇殿料・拝観料が必要です。
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厳島神社のご朱印
厳島神社の御朱印は、中央に神紋と角印が押されています。
中央御朱印の上に「嚴島神社」と大きく墨書きがあり、右側に「奉拝」左側に参拝日が墨書きされています。
御朱印の種類は1種類のみ、書き手となる御神職の筆致などの違いが大変味わい深く感じられます。
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御神紋の三つ亀甲剣花菱(みつぎこうはなびし)は、厳島神社の摂末社の一つ、御床神社(みとこじんじゃ) が建つ岩盤の割れ目の計上がモチーフとなったものです。
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厳島神社の御朱印帳
厳島神社の御朱印帳は季節によって絵柄が変わります。
御朱印帳を見るたびに参拝した時の季節感が思い出される素晴らしい御朱印帳で、厳島神社の風景を切り取ったような美しさですね。
どの季節の御朱印帳も、表紙に絵柄があり金文字で縦に「御朱印帳」と入っています。
裏表紙は無地で中央に金の社紋、中央したに横書きで「厳島神社」の金文字。
厳島神社の御朱印帳は、いずれも初穂料:御朱印帳のみ1,000円、御朱印代込み:1,300円、サイズは縦16センチ×横11センチです。
春季限定御朱印帳
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春季限定の御朱印帳は遠目に大鳥居が描かれ、手前に桃色の桜が降り散るデザイン。
少し砂浜が見えているので干潮時でしょうか。
ちょうど厳島神社の社殿から眺めた時の風景と同じですね。
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夏季限定御朱印帳
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満潮時の社殿と大鳥居が描かれたさわやかなデザインは夏季限定の御朱印帳です。
表紙の中央に絵柄があり、絵柄の上下は裏表紙と同じ無地色。
涼やかさと静寂さが感じられて見入ってしまいます。
秋季限定御朱印帳
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秋季限定の御朱印帳は、境内にある客神社(まろうどじんじゃ)と五重塔(豊国神社)のデザインです。
背景の樹々には黄色く色づいたものも描かれており、秋の宮島を思わせる輝きですね。
時間に余裕があれば摂末社もぜひご参拝したいものです。
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冬季限定御朱印帳
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平清盛が楽所を宮島に移したことで盛んになった舞楽は二十数曲が厳島神社に伝承されており、なかでも代表的なのが「蘭陵王(らんりょうおう)」です。
冬期限定の御朱印帳では厳島神社を背景に「蘭陵王」の決めポーズが描かれています。
「蘭陵王」の力強い美しさとご威光は御朱印帳からも感じとれるほど偉大です。
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平家物語めぐり
日本で最も知られている古典軍記物といえば源平合戦を記した平家物語。
厳島神社は神戸から高松、宮島、下関と源平合戦ゆかりの寺社をめぐる「平家物語めぐり」の第4番です。
ちなみに第5番の大聖院も厳島神社と同市内、せっかくなので両方お詣りできるといいですね。
平家物語めぐりの御朱印は、各寺社でいただける御朱印証にいただきます。
御朱印証には扇のモチーフが大きく描かれ、その中に各寺社の名前とゆかりの名場面のイラストが入っています。
御朱印証の紙も波の透かし模様が入っていて素敵ですね。
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平家物語めぐりの御朱印証(内側) ・厳島神社の御朱印(左から6つ目)
6つの寺社をめぐり結願すると「結願印」がいただけ、結願後に手続きをすると平家物語の名場面上に6寺社の御朱印が押された御朱印扇がいただけます。
扇の裏側は開創記念として限定5000本につき国宝・平家納経柄入りです。
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(御朱印扇・裏 限定版)
平家物語めぐり公式HPはこちら。
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厳島神社はJR西日本「宮島口駅」または広島電鉄「宮島駅」で下車し、宮島口桟橋からフェリーで宮島桟橋へ向かいます(10分ほど)。
宮島桟橋からは海岸沿いの商店街をまっすぐ進み徒歩15分ほどで到着です。
廿日市市ICより宮島口桟橋までは車で15分ほどですが、専用駐車場はありませんので自動車で向かわれる方はご注意ください。
この記事を書いている令和3年2月時点では、感染症対策のためフェリーや遊覧船は通常運行をしていません。
詳しくは宮島観光協会の公式HPなどでご確認くださいね。
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まとめ
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廿日市市にある厳島神社は、全国に約500社ある厳島神社の総本社です。
安芸国一の宮でもありますので、全国一宮御朱印帳などに御朱印をいただくのも良いですね。
日本三景にあげられるほど魅惑的な厳島神社は境内外に多くの摂末社を擁しています。
境外末社の一つとして有名な豊臣秀吉と加藤清正を合祀している豊国神社では、おしゃもじが二つ並んだ独特な御朱印でとても暖かい雰囲気のデザインの御朱印がいただけます。
厳島神社の御朱印帳にも登場する五重塔が壮観な豊国神社もぜひお参りください。
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