京都五社巡りの御朱印受付時間や場所は?おすすめルートやパンフレットの入手方法も紹介

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京都は風水でとても良いとされる四神相応の地で、都を置くにふさわしい場所とされています。

四方の方角「東西南北」を司る「四神」と中央を五山とし、それぞれの守護神社を巡って参拝のしるしである御朱印を集めるのが京都五社巡りです。

どの神社も京都を代表する、大変御利益がある神社です。

京都の各所に位置していますので、全部巡るにはそれなりに時間もかかります。

ご参拝して五社分のパワーが集まると、その御利益も相当なものになりそうですね。

しっかり下調べをしてから、満を持してお参りしましょう。

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目次

京都五社巡りとは?御朱印受付時間や場所

「京都五社巡り」で巡る神社は、次の五つの神社です。

  1. 平安神宮
  2. 賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)/上賀茂神社
  3. 八坂神社(やさかじんじゃ)
  4. 城南宮(じょうなんぐう)
  5. 松尾大社(まつのおたいしゃ)

由緒ある五社を参拝するといっても、「この順に参拝をしなければならない」「日取りはこの日でないといけない」などというような難しい決まりごとはありません。

誰でも自由に巡ってよいのが京都五社巡りです。

1日で回りきらなくてはならない、ということもありませんので、何日かに分けてお参りするなど、無理のない自分に合ったペースで参拝するのが一番です。

女性

御利益を集める事に気持ちが持っていかれて、ただ御朱印を頂くために急いで回るというようなことになると本末転倒。

神社から神社への道行きなども楽しみながらご参拝しましょう。

中央・平安神宮

中央は、なんといっても平安神宮。

平安神宮は平安遷都1100年を記念して建立された比較的新しい神社で、平安京遷都を行った桓武天皇と、平安京最後の天皇・孝明天皇を御祭神としています。

かつての平安京を8分の5サイズで再現した平安神宮の広大な敷地の中には、重要文化財に指定されている建築や名勝などのみどころが数多くあります。

1200年以上前の京の都にタイムスリップしたような気持ちを味わえ、国内外の観光客に大人気の神社です。

平安神宮の御朱印受付時間通年7時30分から始まりますが、受付終了時刻は明記されていません。

参考までに、境内参拝時間は午後6時までです。

時季によって受付時間が変動する可能性もあるので、公式HPでの確認をお勧めします。

受付場所は、京都五社巡りの御朱印は太極殿の両脇にある授与所応天門の両脇にある朱印所の4カ所どこででもいただけます。

北(玄武)・賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)/上賀茂神社

賀茂神社とともに葵祭を開催することで有名な上賀茂神社ですが、「上賀茂神社」は通称で、「賀茂別雷神社」が正式名称です。

雷神様と呼ばれる賀茂別雷命(かもわけいかづちのおおみかみ)をご祭神とし、雷除け・災難除け・家内安全などの御利益があります。

二十三万坪の境内全域がユネスコ世界文化遺産に登録された、京都で最も古い神社です。

賀茂別雷神社の入り口である一の鳥居をくぐってまっすぐ進んだ先に、二の鳥居があります。

二の鳥居をくぐってすぐ目に入るのが、有名な「立砂」です。

御朱印受付時間は、午前9時から午後5時まで

賀茂別雷神社の入り口である一の鳥居をくぐってまっすぐ進んだ先に、二の鳥居があります。

二の鳥居をくぐってすぐ目に入るのが、有名な「立砂」です。

立砂に向かって左側にある「朱印受付」の看板がかけられた建物で御朱印をいただけます。

見晴らしのよい敷地にありますので、すぐに見つけられます。

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東(青龍)・八坂神社(やさかじんじゃ)

八坂神社は、「祇園さん」とも呼ばれ、祇園・東山エリアにあり京都三大祭りの一つである祇園祭で有名です。

素戔嗚尊(すさのをのみこと)をはじめとする十三の神を御祭神とする由緒ある神社です。

御朱印受付時間午前9時から午後4時までで、場所は大国主社の向かいにある社務所脇の授与所で頂けます。

八坂神社にはいくつか入り口があります。

石鳥居の先にある南楼門から入った場合は、まっすぐ進んだ先にある舞殿を左に曲がります。

四条通と東大路通の交差する場所にある西楼門から入った時は、進んで突き当りにある疫神社に向かって右に道なりに進むと右手に見えます。

授与所の近くには御朱印受付の立て看板が設置されていますので、目印にするとよいでしょう。

南(朱雀)・城南宮(じょうなんぐう)

城南宮は、都の安泰と国の守護を願って創建されました。

国常立尊(くにのとこたちのみこと)、八千矛神(やちほこのかみ)=大国主命(おおくにぬしのみこと)、息長帯日売尊(おきながたらしひめのみこと)=神功皇后(じんぐうこうごう)の三柱を「城南大神」として合わせお祀りしています。

源氏物語に由来する草木が植栽され、特にしだれ梅や椿が有名な美しい神苑を擁しており大変雅な神社です。

御朱印受付時間は、午前9時から午後4時ころまで

受付場所は、神苑出口 城南鳥居をくぐって左手前方(城南鳥居から拝殿に向かって左側)に見える授与所でいただけます。

城南鳥居は、国道1号線側の西鳥居と城南宮道側の東鳥居をつなぐ参道の丁度真ん中くらいに位置していますので、東西どちらの鳥居から入っても同じくらいの距離です。

西(白虎)・松尾大社(まつのおたいしゃ)

山の守り神である大山咋神(おおやまぐいのかみ)と、古くから海上守護の霊徳を仰がれた市杵島姫命 (いちきしまひめのみこと)=中津島姫命(なかつしまひめのみこと)を御祭神としています。

室町時代末期以降は、「日本第一酒造神」としても有名になりました。

境内には神様のお使いとされる亀や鯉がたくさんいます。

御朱印受付時間は、午前9時から午後5時までです。

終了時刻よりも早じまいされる事がありますので、早めの受付がお勧めです。

受付場所は、楼門をくぐった先にある拝殿に向かって左の授与所でいただけます。


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京都五社の御朱印

平安神宮の御朱印

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奉拝、平安神宮、参拝日の墨書きに朱印は神社名のみというシンプルなデザインです。

 

八坂神社の御朱印

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奉拝、祇園社、参拝日の墨書きに朱印は神社名と御神紋・左三巴と木瓜(五瓜に唐花)が押されています。

「祇園社」は明治以前の八坂神社の名名称です。

古くからの名称を大切にする心が伝わってきますね。

賀茂別雷神社の御朱印

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山城国一ノ宮、賀茂別雷神社、参拝日の墨書きに朱印は御神紋・賀茂葵(双葉葵)と神社名です。

その地域で最も社格が高い一国につき一社与えられる「一ノ宮」であることがわかります。

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城南宮の御朱印

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方除の大社、城南宮、参拝日の墨書きに朱印は日・月・星の三光を表す御神紋と神社名です。

「方除の大社」とは、都の裏鬼門を守り引越や工事・家相の心配を除いてくださる城南宮の愛称です。

松尾大社の御朱印

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奉拝、松尾大社、参拝日の墨書きに朱印は三つで、神紋・双葉葵と神社名、「黽(べん)」の篆書体の印が押されています。

双葉葵は賀茂別雷神社の神紋と同じですが、松尾大社との賀茂別雷神社の神紋が同じ由来は明記されていません。

また、「黽(べん)」は松尾大社に縁が深い「亀」の文字から「ク」を取った文字です。

なぜ「亀」ではなく「黽(べん)」なのか、謎が深まりますね。

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京都五社巡りのおすすめルート

京都五社巡りは、期限もなくルートも定められていませんが、どこから回ろうか決めかねている方のために「おすすめルート」をご紹介します。

そのルートとは、ずばり下記の順番です。

公共の交通機関を利用する場合

平安神宮→八坂神社→松尾大社→城南宮→賀茂別雷神社

  1. 御朱印受付開始時刻が一番早い平安神宮
  2. 平安神宮から徒歩20分の八坂神社
  3. 八坂神社から電車又はバスで1時間以内の松尾大社(電車だと30分強)
  4. 松尾大社から地下鉄で1時間弱の城南宮(城南宮より御朱印受付終了時刻が早い可能性がある)。
  5. 城南宮から地下鉄・バスを乗り継いで1時間強の上賀茂雷神社

ただし、1日ですべて回るのはかなりハイペースな行程です。

上記おすすめルートを、①から②、③から⑤に分けて二日間かける方法が最強ルートです。

平安神宮と八坂神社は、とにかく人出が多く御朱印の受付も待ち時間を見込んで行かれるのが無難です。

④ から⑤は逆ルートの⑤から③もありですね。

京都市交通局では「地下鉄・バス一日券」(大人900円、小児450円)と「地下鉄・バス二日券」(大人1,700円、小児850円)が販売されています。

うまく乗り継げば、このフリーチケットだけで京都五社巡りができますね。

車の場合

レンタカーやタクシーを含む車移動の場合も、基本的には「平安神宮→八坂神社→松尾大社→城南宮→賀茂別雷神社」ルートがお勧めです。

時期によって混む道が変わったりもしますので、「参拝される時期に避けた方が良い道」を事前に調べておくことをお勧めします。

公共の交通機関と車の両方が使える場合

お勧めルートの①と②、平安神宮と八坂神社近辺は、とても道路が混雑する地域です。

公共の交通機関と車の両方が使えるのであれば、電車の乗り継ぎに時間がかかる③~⑤の松尾大社→城南宮→賀茂別雷神社という方法も効率的ですね。

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京都五社巡りの色紙

京都五社巡りの最初に参拝した神社で、五社巡り専用の色紙を購入します。

色紙には四神のイラストが描かれていて、購入した神社の御朱印があらかじめ入っています。

2社目以降は同じ色紙に御朱印をいただいていき、5つ揃うと完成です。

四神のイラストは色紙を地図に見立てて東西南北にあたる、それぞれの位置に描かれています。

色紙の四隅と中央に空いているスペースが、それぞれの御朱印を頂くスペースです。

四神のイラストと御朱印は重なることがなく、市松模様のように整然と並びます。

御朱印が全部揃った色紙は、碁盤目状の京都の街並みを彷彿させます。

五社巡り四神色紙初穂料1,000円御朱印は各300円全部で2,200円です。

 

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京都五社巡りのパンフレットの入手方法

京都に慣れていない方も、「五社めぐりパンフレット」があれば一安心。

五社巡りには欠かせない「京都五社めぐりマップ」という便利なパンフレットは必ず入手すべきです。

碁盤目状の街並みは、見慣れていないとどこも同じような景色に見えて意外と迷いやすいものです。

加えて狭い道を走る路線バスも数多く、パンフレットなしで飛び込むのはかなり危険です。

京都五社めぐりパンフレットは4ページという省スペースに必要な情報が満載です。

最もお役にたつのは4ページ目の地図。

5社の位置が俯瞰で見ることができ、位置や距離感がイメージしやすい地図です。

このパフレットにはおまけがついていて、各社を巡った時に「御朱印授与印」というスタンプをもらって集めると、満願記念のしおりがもらえます。

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満願記念のしおりは毎年絵柄が変わります。

↓↓↓こちらから「五社めぐりパンフレット」を入手できます!

五社めぐりパンフレット

京都五社巡りのバスツアー

京都五社巡りのさらなる強い味方が「バスツアー」です。

広い境内をまわると、それだけでかなりの体力を使いますし、慣れない交通機関を乗り継ぐのも意外と時間がかかります。

女性

バスツアーなら、移動時間は休憩できますし、何も考えなくても次の神社に到着できるので楽ちん、ガイドさんから話を伺えるのも魅力的です。

朝早い時間に市内を出発して夕方5時頃に戻ってくるコースが一般的で、料金は1万円程度が相場です。

遠方から訪れる時は、旅行プランのオプションにバスツアーを選んでもいいですね。

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まとめ

京都五社巡りの五社は、どれも京都を代表する神社ばかりです。

五社巡ることでご利益が倍増されるという効果もありますが、何より京都市中をまんべんなく回れるというのも良いところです。

五社が東西南北に点在しているため、どうしても移動時間はかかりますが、巡る神社の縁起や見どころなどを調べながら旅の計画を立てるのも醍醐味ですね。

四季折々の風景が楽しめる京の五社は、訪れる季節によって違う顔が楽しめます。

他にはない見どころを楽しみながら神様の御加護が増えていくなんて、素敵ですね。

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